中川先生の「ためになる話」

コロナについて

手洗い、うがい この時期はやはりコロナウイルスについて、正確な知識をお伝えすることが大事ですね。
 まず、コロナウイルスは免疫力が低下していなければ重症化することは少ない感染症です。
 とはいえ、感染しても1.2%は無症状、80.9%は軽症、重症化するのは14%と発表されていますが、39歳以下では致死率は0.2%、40代で0.4%、しかし70代では8%、80代では14%まで上昇することが分かっています。中国湖北省を除くと死亡率は0.4%。つまりは千人に四人ということになります。
 今のところは、他のコロナウイルスと同じく今シーズンに感染したら免疫が形成され、再度感染することも、させられることもないと考えられています。大阪で唯一、陽性-陰性-陽性という例がマスコミ報道されましたが、あまり信憑性はなさそうです。
 しかしPCR検査で陰性-陽性はあり得ます。これは今回のコロナ感染症では痰が少ないため、検体の痰にウイルスを取り逃す可能性があるためです。つまり重症化は少ないが感染力は強いウイルスということです。
 さて、実際的な対処法ですが、アルコール消毒、頻回の手洗い、うがいは55~65%のリスク低下に効果があるとされています。
 しかし、マスクの予防効果は限定的とされています。
つまりウイルスは手から鼻、口、目など粘膜に運ばれ、感染が成立するので手を洗うことが最も重要と言うことになります。
 特に手洗いをする前にむやみに顔を触らないことが大事でしょう。

顧問医師:中川 晶
令和2年3月

中川晶先生プロフィール

中川晶先生プロフィール

 産経新聞の『中川晶の"生き方セラピー"』でご存知の方もおられると思います。
10年来お付き合いいただいている私共が言うのもなんですが、それはもう愉快な方で、一度語り始めると尽きることがないかのように実に幅広い、しかも有益で面白い話題が湧き出てくるのです。これはおそらく、一度や二度ではない挫折体験と、森羅万象に対する、特に人間に対するとてつもない興味がなせる技だと思えます。受験生についてもご自身の実体験と、臨床心理士としての深い洞察から、真の受験生の心の友となっていただけること請け合いです。先生のユニークで的を得たお話しを、お楽しみください。

  • なかがわ中之島クリニック院長
  • 奈良県立医科大学医学部卒業
  • 精神科専門医、臨床心理士
  • 大阪赤十字病院看護部講師
  • ナラティブコミュニケーション研究所所長
  • 京都看護大学大学院特任教授
  • 奈良学園大学保健医療学部客員教授
  • 京都大学医学部講師
  • 日本保健医療行動科学会会長
<著書・共著>
「心療内科のメルヘン・セラピー」(講談社)
「やすらぎが見つかる心理学」(PHP)
「心理療法」(朱鷺書房)
「ココロの健康からだの医学」(フォーラムA)父(故人)中川米造先生との共著 他

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