中川先生の「ためになる話」

鼻のうがい

鼻のうがい 猛暑の夏が嘘のように、気温の変化が激しく、体調を崩す人も多い今日この頃です。受験もそろそろ本番に向けてラストスパートしなければならない季節なのですが、気温の変化ばかりでなく冬は乾燥の季節でもあります。肌荒れ進行して痒みに悩まされる人も多いのですが、今日のテーマは風邪です。風邪はウイルスによって引き起こされる鼻、喉の炎症、発熱、頭痛などの症状で、著しく日常生活を阻害します。
 うがい、手洗いが大事と言われますが、乾燥によってウイルスがふわふわ飛散している時間も長くなり、吸い込んでしまう確率も高くなります。特に風邪をひきやすい人にお勧めの方法を紹介します。
 それは鼻うがいという方法です。専用の鼻うがい薬も市販していますが、簡単に自分で出来ます。要するに生理的食塩水を作って鼻からゆっくりと液を吸い込んで、口から出すだけなんです。鼻から液体を吸いこんだら、鼻が痛くなると思われますが、生理的食塩水なら全く痛みはありません。
 作りかたは1リットルの沸騰したお湯に9グラムの食塩を溶かします。つまり0.9%の食塩水を冷まして、鼻うがい液とします。少し暖かいくらいが刺激が少ないです。
 騙されたつもりで、一度やってみてください。風邪の初期でも鼻腔の奥と喉が洗えるので、ウイルスを流し去ることが出来ます。一日1回から3回鼻うがいをすると効果的です。鼻うがいで冬の風邪を撃退して、頑張ってください。それでは健闘を祈ります。

顧問医師:中川 晶
令和元年11月

中川晶先生プロフィール

中川晶先生プロフィール

 産経新聞の『中川晶の"生き方セラピー"』でご存知の方もおられると思います。
10年来お付き合いいただいている私共が言うのもなんですが、それはもう愉快な方で、一度語り始めると尽きることがないかのように実に幅広い、しかも有益で面白い話題が湧き出てくるのです。これはおそらく、一度や二度ではない挫折体験と、森羅万象に対する、特に人間に対するとてつもない興味がなせる技だと思えます。受験生についてもご自身の実体験と、臨床心理士としての深い洞察から、真の受験生の心の友となっていただけること請け合いです。先生のユニークで的を得たお話しを、お楽しみください。

  • 奈良学園大学保健医療学部教授
  • 大阪大学医学部講師
  • 心療内科医・臨床心理士
  • 京都大学講師
  • なかがわ中之島クリニック院長
  • 大阪医歯学院顧問医師
<著書・共著>
「心療内科のメルヘン・セラピー」(講談社)
「やすらぎが見つかる心理学」(PHP)
「心理療法」(朱鷺書房)
「ココロの健康からだの医学」(フォーラムA)父(故人)中川米造先生との共著 他

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