北原理事長のつぶやき

理解する(わかる)とは何か

理解する(わかる)とは何か 本格的に授業が始まって2週間経ちましたが、すべての授業はやや速い目に進み、週末のチェックテストまで目の回るほどの毎日に、諸君たちほとんどが、今更ながら驚かれていると思います。GWで少しは疲れが取れたと思うので、いよいよこれから本格的学習です。私どもの30年以上の指導経験に基づき、これから、学習法シリーズを諸君に伝えていきたいと思います。

 まず第1回は、授業で習う重要問題(事項)の理解についてです。全科目、受験のためのカリキュラムで進めていますから、授業はわかりやすくても、量も多く、理解度は簡単には深くなりません。重要項目や、それぞれの分野の基本概念は把握できますが、1問1問の完全理解は、質問や演習で深めなくてはなりません。そのため、予復習は欠かせないのですが、本当に理解する(わかる)というのはこういうことだ、という実体験は早いうちに持って欲しいと思います。その1つが強化授業です。限られた時間内に、既習事項の厳選された問題(チェックテストの問題など)を徹底的に理解演習して、「あ、これが理解できたという感覚か、あとはこれを何度も繰り返したり、覚えたりすればいいのだな」と気づいてもらえたら、普段の学習の進歩のもととなります。理解とは、可視化が可能な段階です。「見えた」という感覚です。何よりも、わかったつもりが防止できます。それは少人数の一斉授業が効果的なのですが、また、その内容を個別指導形式でも行えます。世界中、昔の教育は、とにかく全て覚えてからゆっくり理解していくものが主流でした。いまもそれが必要な科目もありますが、少しでも理解が先行すれば、覚えやすくもなります。しかし再度注意すべきは、わかったつもりが最大の敵だということです。まずは胃の腑にストンと落ちる感覚が大事なのです。解りたい、と強く念じてください。

 次は記憶法について。

平成28年5月

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